ホームハブとして動作する中古Apple TV

Apple対応品を使う
apple.comより引用

HomeKitのホームハブとして使えるApple TVとHomePodをリストしました。旧型機種をジャンクや中古で探すときの参考にしてください。

ホームハブ対応製品

Apple HomeKitを使う上で、常時稼働のサーバーであるホームハブは是非とも用意したいところです。ホームハブ無しでもHomeKitは使えますが、オートメーションや外出先からの操作などを行うためには、ホームハブが必要です。こちらでホームハブの役割をまとめておきました。

Appleホームハブのお仕事
HomeKitで作ったスマートホームに、Appleがいうところの「ホームハブ」を設置すると、外出先から家の中をコントロールできるようになります。そのほか「スイッチAをonにしたら電球Bが点灯する」のような自動化も可能になります。Appleの...

AppleがApple Storeで販売している現行製品で、ホームハブとして使える製品は、以下の4種類です。Apple TVとHomePodがホームハブとして使えます。以前は、iPadの一部モデルもホームハブとして使えたのですが、iOS16のHomeKit以降では使えなくなってます

  • Apple TV 4K 第3世代 (Wi-Fiモデル A2737) 税込19,800円 (Thread非対応)
  • Apple TV 4K 第3世代 (Wi-Fi+Ethernetモデル A2843) 税込23,800円 (Thread対応)
  • HomePod 第2世代 2023年モデル A2825 税込44,800円 (Thread対応)
  • HomePod mini A2374 税込14,800円 (Thread対応)

Thread対応製品は、HAP over ThreadとMatter over Threadに対応したThread Border Routerとして機能します。Threadについてはこちらもご覧ください。

話題のThreadを使ってみた
スマートホーム機器を統一すると期待されているMatterは、有線LAN/WiFiに加えて、Threadの上でも動くことになってます。そのためThreadが注目されています。Threadって聞きなれない名前なので、ごく最新の規格なのかと思って...

一番安価な製品はHomePod miniですが、それでもGoogle, Amazon, さらにはIKEA, SwitchBot, Aqara, Tuyaなどのハブ製品と比べたら高いです。

Apple製品はもともと高い上に、スマートスピーカーやセットトップボックスと組み合わされているのでさらに価格が高くなってます。スピーカ・テレビ機能は不要だから、ホームハブ機能だけ欲しいというユーザも多いと思います。ホームハブ専用機を安価に出して欲しいところです。

HomePodの中古

高いなら中古を探してみてはということで、HomePodの中古を探してみました。

  • HomePod 第1世代 2018年モデル A1639 22,000円くらい (Thread非対応)
  • HomePod mini A2374 9,000円前後 (Thread対応)

中古になってようやくGoogleやAmazonのスピーカーくらいの価格になります。でも音質はだいぶ良いと思います。

Apple TVの中古

Apple TVはモデルもたくさんあるので、中古も安いかと思いました。モデルの名前がややこしいので整理します。ホームハブにできる新旧Apple TVは以下です。

  • Apple TV 4K 第3世代 2022年 Wi-Fiモデル A2737 (MN873)
  • Apple TV 4K 第3世代 2022年 Wi-Fi+Ethernetモデル A2843 (MN893) (Thread対応)
  • Apple TV 4K 第2世代 2021年モデル A2169 (MXGY2 (32 GB) MXH02 (64 GB)) (Thread対応)
  • Apple TV 4K 第1世代 2017年モデル A1842 (MQD22 (32 GB), MP7P2 (64 GB))
  • Apple TV HD (Apple TV 第4世代) 2015年モデル A1625 (MGY52, MR912, MHY93 (32 GB) MLNC2 (64 GB))

最初にHomeKitに対応したApple TVは、2012/2013年モデルのApple TV 第3世代 (2012/2014年モデル A1469, A1427) でした。しかし、iOS10でサポートされなくなりました。なので、現在のHomeKitでホームハブとして使えるApple TVは2015年モデル以降です。これより古いApple TVは、ホームハブとして使えません。またApple TV 4K第2世代以降のEthernet搭載モデルはThreadに対応してます。

ホームハブとして動作する中古品を探す場合は、型番を確認して、Apple TVのモデルを特定すべきです。Aで始まる番号はModel IDです。またMで始まる番号はOrder番号です。日本国内向け製品のOrder番号は、上記の番号の後にJ/Aが付きます。例えば、一番古いApple TV HDならば、MGY52J/Aなどとなります。実際に手元で使用中のApple TVは、このApple TV HDです。iPhoneやMacのホーム.appからOrder番号を確認でき、MGY52J/Aでした。

中古で探してみたところ、一番古いApple TV HD (Apple TV 第4世代) A1625 MGY52J/Aの最安値は、5,000円くらいでした。これが、現時点で最も安いホームハブかと思います。

まとめ

HomeKitのホームハブとして使える機器を中古で今買うならば、Apple TV HD 2015年モデル A1625 (MGY52J/A など)が一番安いです。このモデルは発売当初、「Apple TV 第4世代」と呼ばれていたので、その名前で流通していることもあります。HomePod miniの中古、同じく新品の価格と比べて検討するのが良いと思います。

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