Yeelightの卓上照明LED Smart Lamp D2をHomeKitで使う

4.5
HomeKitを使う

YeelightのHomeKit対応卓上フルカラー照明がAmazonで安くなっていたので、買ってしまいました。HomeKitからちゃんと使え、造りも良くてコスパが良いです。

YeelightのHomeKit対応照明

Amazonのプライムデーセールの影響なのか、YeelightのHomeKit対応卓上照明器具が安くなってます。(追記:やはりセールだったようで、今は少し値上がりしてます。それでも十分安いです。)少し前に買ったQiチャージャー付きのベッドサイドランプ

YeelightのQi付き卓上ランプをHomeKitで使う
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が、さらに安く、2,500円以下になっていました。元々安かったのにすごいです。HomeKitで安定して動作しますし、iPhoneでも使えるQiチャージは便利なのでおすすめです。

これに加えて、もう一つ気になっていたYeelight LED Smart Lamp D2も安くなってました。送料込み2,000円以下でした。こちらには充電機能はありませんが、フルカラーです。

こちらも買わざるを得ないと思いました。この日本価格は破格です。同じ製品は、US Amazonだと69.00ドル、送料込みだと11,600円くらいします。

代理店さんが頑張っているのだと思いますが、持続可能なのかどうか心配になります。スマートホーム製品が売れなくて、店じまいな状況なのかもしれません。それでも売れ残ったら、次の製品が出ないのではと感じて、応援のためにもなると思い買い足しました。

開封する

プライムデーセールに先立って早めに注文したためか、LED Smart Lamp D2が、発注日の翌々日くらいに到着しました。Amazonのページを見ると、現在は発送に少し時間がかかっているようです。売れているようで何よりです。

製品は丁寧に梱包されて到着しました。HomeKit対応ロゴがついています。もちろんAmazon/Googleにも対応してます。ゲーミングデバイスブランドのRAZERとのコラボ商品で、Razer Chroma RGB対応とのことです。

本体は丸みのある円筒形で、カバー部分は光沢があり、綺麗です。

付属品は電源用のUSBケーブル(両端がType-CとType-A)のみです。底面に書かれているように、一般的な5V 1AのUSB電源アダプタを使用します。底面には、HomeKit用のQRコードが貼られてます。技適マークもあります。ユーザがUSB電源アダプタを別途用意するタイプの製品構成なので、PSE認証はありません。

HomeKitから使う

底面のQRコードをiPhoneで読ませれば、HomeKitへの接続が開始します。すぐに照明器具として認識されます。

購入して開封した直後は、ペアリングモードになっているので、すぐに接続できます。すでに使用開始した器具を、リセットしてペアリングモードにするためには、照明のスイッチと、右の照度調整スライダーを5秒間タッチします。すると照明の色が変化し、ペアリングモードに入ったことを知らせてくれます。その後、QRコードを読みます。

スイッチと照度調整スライダーを5秒タッチする

5秒同時タッチでリセットする yeelight.comから引用

毎度のことですが、iPhoneのWi-Fiを2.4GHzに切り替え忘れてました。でもつまずいたのは、ここだけです。Wi-Fiを2.4GHzに変更すれば、設定は順調に進みます。設置場所などの設定を終えると、iPhoneとMacのホーム.appの画面に照明器具として現れます。

(ただ、この後で、HomeKitから削除して、再登録した時には、iPhoneの接続が5GHzのままでも登録できました。もしかしたらファームウェアのアップデートで対応したのかもしれません。)

   

On/Off以外に、明るさ、色温度、RGB色、色温度の設定が可能です。

   

Yeelightアプリを使う

接続直後は、HomeKitからの制御に不具合がありました。On/Off、明るさ、色合いなど変更できるのですが、照明の実際の状態が画面表示に反映されませんでした。Yeelight側の問題なのか、HomeKit側の不具合なのかわかりません。

そこで、Yeelightアプリからの動作を確認するために、iPhone上でYeelightアプリを開いて、この照明を登録しました。こちらで使用したアプリです。

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Yeelightアプリからは問題なく全ての操作ができました。アプリからは、HomeKitからは実現できない、独自機能をいくつか使えます。ただ、ベッドサイドランプの時と同じく、継続して使いたいと思う機能はありませんでした。

例えば、ジェスチャースイッチは、これの設定をOnにすると、2回ランプをノックすることでOn/Offできます。これは便利でしたが、一回設定すればokです。もともと、正面のタッチ式電源ボタンの左右を指でスライドすることで、明るさや色合いを変更する機能があります。ノックでOn/Offする機能も、デフォルトで有効になっていても良いと思いました。

また、ミュージック連動という機能もあります。これはiPhoneのマイクからの音に応じて、照明色が変化する機能です。使用中はマイクをOnにする必要があります。最初は目新しくて面白いのですが、すぐに飽きてしまいました。

ファームウェア更新する

アプリ独自の照明制御機能はそれほど魅力的ではありませんが、ファームウェアアップデート機能は重要です。アプリでは、LED Smart Lamp D2にアップデートがあると表示されました。HomeKit体験の改善という内容なので、これはぜひアップデートしたいところです。

ファームウェアをアップデートした後、念のために、照明の電源を一旦切り、ホーム.appを立ち上げ直しました。その結果、HomeKit表示が照明器具の状態を反映し、正しく動作するようになりました。これでiPhone, Macのホーム.appから問題無く操作できます。

RAZER連携はWindows専用

ゲーミングキーボードやゲーミングマウス製品で有名なRAZERは、自社ゲーミングデバイスを光らせるために、Razer Chroma RGBというWindowsアプリを提供してます。これを使用すれば、ゲーミングデバイスがWindows上のゲームや音楽などと連動して光ります。Yeelight LED Smart Lamp D2はこれにも対応しています。Yeelightをコントロールするためのプラグインをダウンロードし、Razer Chroma RGBに組み込むと、Razerの製品の照明と連動します。この様子を紹介する動画が、TouTubeにありました。

ただ、この機能はWindows専用でMacからは使えません。Razer Chroma RGBにはiPhone版もありましたが、これからYeelightプラグインは使えないようでした。ということで、Windowsを使わないApple信者ユーザには、Razer連携は無関係な機能のようです。この先、Windowsでゲーマーするようなことになったら、使ってみたいと思います。

まとめ

YeelightのHomeKit対応卓上フルカラー照明が、Amazonで安価に販売されていたので、買ってみました。ファームウェアをアップデートしたところ、HomeKitから問題なく使用できました。製品の作りはとても良く、動作は安定しています。コスパがとても良い製品です。

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