古い物件によくある、面付けドア錠に、Sesame Lock 5を取り付けました。Sesameの会社は、いろいろなドア錠へのアダプターを作成して、安価に提供してくれています。取り付けた結果、握り玉を回しにくくなってしまったので、結局レバータイプの錠に交換しました。
75PMに取り付ける
古いマンションや公団住宅によくある、MIWAの面付けタイプのドア錠、75PMに、Sesame Lock 5を取り付けました。取り付け方法は、この手の後付けスマートロック製品と同じです。取り付け金具の高さを調整して、両面テープで貼り付けます。Sesameの公式動画がわかりやすいです(サムターンを掴む部分の調整方法はちょっとわかりにくいですが)。両面テープ以外に、強力磁石で取り付けることもできます。75PMのついているドアは、鉄製のドアが多いので、磁石が適しているかもしれないです。
取り付けのポイントは、Seasameが作ってくれているサムターンアダプターです。75PMは、サムターンが楕円形をしています。なので、サムターンを挟み込むタイプの後付けスマートロック製品は、そのままでは使えません。そこでSesameは、いろいろなドア向けにアダプターを作ってくれています。75PMのためのアダプターもちゃんと用意されています。

しかもそれを、商売気抜きの価格で販売してくれています。MIWA PM75のアダプターは、価格がなんと98円(税込108円)です。普通の会社なら1,200円くらいの値付けをしそうなアダプターです。私が買った時は、3Dプリンターで作った黒いアダプターでしたが、今は、透明な製品になっているようです。

各種アダプター以外に、キーパッドの裏蓋とか、両面テープの替えなど、細々とした物も売ってますが、どれもとても安いです。製品を買った人のことを思いやってくれている感じがして、好感が持てます。
Sesame Lock 5を取り付けたら、顔認証、指紋認証、数字キーなどのパッドを取り付けます。そして、Sesameのアプリで紐付けします。ここまでで、パッドから鍵を開けたり、スマホからSesameアプリで解錠・施錠できるようになります。
HomeKitに接続する
HomeKitに接続するためには、Sesame Hub 3が必要です。Hub 3は、Matter対応しているので、iPhoneのホーム.appから、「アクセサリを追加」を選び、製品QRコードを読み取れば、HomeKitに追加完了です。設定は非常にスムーズに進み、あっという間にSesame 5がiPhoneに現れました。

Matterはすごいです。
握り玉は不便
M75は、昔ながらのドアノブです。最近は、レバー式のドアノブが一般的になったのに、これは「握り玉」と言われる丸いドアノブです。もともとknobという英語の語源は、こぶ、節、丸い突起です。なので握り玉こそが、由緒正しいドアノブなのです。
でも握り玉は、レバーに比べて、回しにくいし、力の弱い人に優しくないです。それで、バリアフリーの観点から、絶滅しつつあるのが現状です。しかも、後付けスマートロックアダプターを取り付けると、さらに使いにくいことがわかりました。サムターンを回すサーボモーター部分が邪魔をして、ものすごく回しにくいです。

顧客が困っていることにすぐ対応するSesameも、そのことを把握していて、ドアノブをレバー化するアダプター(下の写真)を売っています。これも税込264円と破格です。Amazonでも似たような製品が売られていますが、それを買うよりもSesameのサイトで買うべきかもしれません。

この手の、握り玉用の後付けレバーは、以前使ったことがあります。でも、強度が弱く、ギシギシ軋んだり、すぐに緩んだりして、あまり快適ではありませんでした。特に、重い玄関ドアには不向きです。
MIWA PMK-64 に交換する
ということで、ドア錠そのものを交換することにしました。MIWAのU9 PMK64-BLという機種が、75PM互換のレバー錠です。ラッチ、デッドボルトの形状、サイズはもちろん、鍵穴位置、取り付けネジ位置までピッタリ同じです。サムターンの位置も同じなので、Sesame Lock 5の位置調整すら不要でした。今回の交換を分かりやすく示している写真があったので、販売ページからお借りしました。
store.shopping.yahoo.co.jp から引用
U9 PMK64-BLは、Amazon、楽天市場、Yahoo! ショッピングなどで、12,000円程度で買えます。左勝手と右勝手があるので、ドアの向きに合った製品を買います。交換作業は、プラスドライバー1本あれば簡単にできます。シリンダー錠部分も、下の写真の4本のネジを外すと取り外せます。なので、古い75PMのシリンダー錠を外して、新しいU9 PMK64-BLに取り付ければ、今までの鍵が使えます。

交換したところ、Lock 5と干渉せずに快適に開け閉めできるようになりました。それだけでなく、握り玉に比べてとても楽に開閉できます。頑丈なレバーに、体を預けるようにしてドアを押す(または引く)と、ドアが開きます。もっと早くに交換すればよかったと思いました。

ただ、集合住宅の場合、玄関ドアは共有部分です。なので、ドアノブ交換には、賃貸ならば大家さんに、分譲マンションならば管理組合に相談する必要があります。とはいえ、退去する際には完全に元に戻せますし、バリアフリー設備として配慮してもらえるし、物件価値も上昇するので、承諾は得やすいと思います。
なお、MIWA U9 PMK64-BLにすることで、75PMの楕円形サムターンが、平たいサムターンに変わります。Sesameが作ってくれた、75PMアダプターが不要になりました。また、アダプターの分の高さがなくなったので、Lock 5の取り付けネジ穴を一つドア寄りにすることができました。安定性が多少良くなったと思います。
まとめ
古いドア錠、MIWAのPM75に、Sesame Lock 5を取り付けました。Matter方式のHub 3を使うことで、HomeKitにスムーズに追加できました。Lock 5は、この原稿を書いているうちに売り切れになり、今は後継機のLock 6が販売されています。Sesame Lockは、Matter対応して、ちゃんと動きますし、他社と比べてコスパが高いですから、おすすめです。アダプター、消耗品を安価に提供してくれる、顧客目線のサポートも好印象です。
握り玉のドア錠に、後付けスマートロックを取り付けると、ノブを回すのが著しく困難になります。それならばと、対応するレバー錠 MIWA U9 PMK64-BLに交換しました。レバー錠は、握り玉に比べてとても快適でした。大家さんや管理組合に掛け合って、自腹で交換する価値は十分にあります。



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