コンセントを増設する

DIYする

DIYで、壁埋め込みコンセントと、露出型コンセントを増設しました。壁埋め込みコンセントは、石膏ボードに穴を開けて取り付けました。露出型には「仮設用」コンセントを使いました。ということで今回は、スマート要素は皆無のアナログDIYです。

石膏ボードに増設する

冒頭の写真のように、コンセントを増設しました。実は、増設したコンセントの真下に、既設のコンセントがあります。この既設コンセントを開けて、デイジーチェーン接続して増設できること、壁が石膏ボードで裏側空間が上部まで空いていることを確認しました。

次に、コンセントを増設したい場所に、養生テープで印をつけました。この部分に穴あけします。

ただし、石膏ボードは水平に張った木の枠組みにネジ止めされていて、枠のある場所には穴を開けられません。なので、穴あけ予定箇所の裏側に、木枠が無い事を確認します。石膏ボードの裏側の状態を確認するために、Amazonでシンワ測定の「下地探し どこ太」という道具を買いました。

細い針がついていて、これを石膏ボードに差し込むことで、下地を確認できます。石膏ボードの厚さは10mmほどだったので、一番安い25mm用を買いました。これを壁にぷすぷす差し込んで、手応えが無いことを確認します。

石膏ボードの穴あけのために、専用の道具も買ってみました。カッターナイフのように収納できるので、便利です

先端の刃でとっかかりの穴も開けられるので、これ一本で穴を切り抜くことができました。

2~3分もあれば、穴を開けられます。

石膏ボードにコンセントやスイッチを取り付ける場合、ボードの裏側に「石膏ボード用取付押さえ金具」を当てて、石膏ボードを挟み込みます。ただ、この金具を中に落とし込んでしまうこともあって、面倒だと感じてました。今回は落下防止機構付き金具を使いました。触覚のようなピンがついているので、これで仮固定できます。壁の表面に当てた様子です。実際にはこの金具を壁の裏側に設置します。

この金具を、壁の裏側に入れて、ピンを曲げて仮固定します。そして、床に近い既設コンセントまで、1.6mm VVFケーブルを配線し、新しいコンセントを取り付けました。

これで完成です。仮固定したピンは延ばして、コンセントの枠に沿わせておきます。次に工作する時にも、仮固定に使用できます。

仮設コンセントを増設する

見た目を気にしなくて良い場所ならば、仮設コンセントが便利です。展示会のブースで用意されているようなコンセントです。いくつか種類がありますが、パナソニックのこちらの製品がスリムで良いと思いました。

1.6mmまたは2.0mmのVVFケーブルを端に差し込んで配線します。配線を引き抜くためのボタンが大きくて、解体しやすい構造になってます。コンセントもケーブルも露出しますが、クローゼットや天井裏などにサーバ類を設置するような用途なら問題ないです。ねじ止めして固定できます。デイジーチェーンしてコンセントを増やせるので便利です。テーブルタップでタコ足配線するよりはずっと綺麗で安全です。下の写真ではVVFケーブルが未固定ですが、固定しておいた方が安全です。

まとめ

壁埋め込みコンセントと、露出型コンセントを増設しました。どちらも電気工事士の資格が必要な作業です。スマートホームでは家のいろいろな場所で電源が欲しくなる場面が多いので、コンセントを増やして対応していきたいと思います。

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